『留学前に英語を勉強した方がいいの?』や『留学前にどんな勉強をしたらいいの?』
これらの質問はこれから留学する人達がよくする質問であり、口を酸っぱくして言われることです。
何を隠そうこの記事の筆者りゅーきは留学前に一切の英語の勉強をせずに渡米をした大バカ野郎で、ただいまとんでもない後悔と大変さと戦っています。
この記事は下記の事をお伝えしています。
- 留学前に勉強しないとどうなるか
- 留学前に英語を勉強するメリット
ちなみに僕の渡米前の英語のレベルですが、
- 高2の12月に英検準2級落ち
- 高3の12月でTOEFL27点
留学前の幻想をぶっ壊す
Twitterなどで色んな方が留学前に準備するべきことの具体例をたくさんあげていますが、その中でも真っ先に始めなければいけないことが英語の勉強です。
留学をしたいなと思い出したら、まず英語の勉強をすることをおすすめします。まだ留学するかどうか迷っていて、仮に留学をしなかったとしても高校や日本の大学でも英語の授業はあるのでやって損をすることはないです。
『英語力0で留学してペラペラ』は一握りの人達
よく英語力0から留学してTOEIC900点とか言っている人がいますが、まずそもそも誰もが最初は英語力0です。TOEICを受けた事がないのでなんとも言えませんが、就職の時に高いスコアを持っていれば、優遇されるのでそれなりに難しいと思います。
そんなテストに英語力0の人が受けて点数を取れると思いますか?絶対無理です。赤ちゃんがライオンを倒すぐらいありえない話だと思います。
こういう人達は見えない所で努力をして、勉強した過程を見せていないだけで密かに努力をしていると思います。本当に英語力0で留学をする人はたくさんいますが、僕を含めた多くの人が後悔をしています。
留学前に勉強しないとどうなるか
会話が成立しない
当たり前ですが、そもそも英語がわからないと会話が成立しません。友達を作るにしても、銀行口座を作るにしても、何をするにしても英語で行います。
先生への質問も英語で行うので、言いたいことが言えずに終わって色々詰みます。
英語が話せなければ話が進みませんし、トラブルに合うこともあると思います。
空港での入国審査も英語で行うのに、それよりも恐らく難易度が低いであろう友達を作ることもできず、ぼっち街道まっしぐらです。
自分が言いたいことも言えず、相手の言っていることもわからない状況は体験してみるとすごく寂しいです。これが1対1で話すならまだしも、集団でこの状況になると話について行けず、『何故ここにいるんだろう』と考え始めます。
マジで僕は初めてWhat’s upって言われた時は空を見上げたので、バイリンガールちかさんなどの英語系YouTuberの動画を見て教科書に載っていないような英語も学んでおく事をおすすめします。
テストの問題の意味がわからない
これは実際に僕の身に起こった事です。4択の問題だったらどれか1つに丸をつければ25%で当たりますが、それでも何の現象を説明しているのか、どういう状況を説明しているのかわからなければ答えを絞り込むことができません。
自分の文章で何かを説明する問題が出てきたら、下手したら途中点ももらえずに終了です。問題文の意味がわからなければ、語学学校だろうが大学だろうが成績が取れません。成績が取れなければ最悪の場合は強制送還の可能性も出てきます。
というかテストの問題文を理解できない人が教科書の内容を理解できるわけがないので、そもそも日本ではない国で勉強する意味がなくなります。
英語が上達しない
「英語力ゼロで留学→TOEIC900点台!」って謳い文句をよく見かけるけど、行く前から絶対に勉強はしとくべき!笑
勿論、ゼロでも確実に成果は得られる。
つまりは、プールで泳いだことのある人が海で泳ぐ、プールで泳いだとことない人が海で泳ぐ、どちらの方が”早く遠く”へ泳げるかってこと🏊♂️ https://t.co/M13QaMtnQH
— ノア🇨🇺キューバ留学 (@Noah_cuba) October 5, 2020
これはTwitterで仲良くしてもらっているノア君からの引用リツイートなのですが、僕が言いたい事を全て言ってくれています。
やり方を知っている人が、その上に時間をかけて努力を重ね続けたら出来るようになります。知らない人と知っている人だったら伸び代も全然違います。色んな方が言っているブレイクスルーというのもきちんと努力をした人達に起こります。
英語に関する知識を持っている上で渡米をすると、英語の上達のスピードが上がり、英語を勉強する時間を現地で割かずに済み、課題に集中することができます。
確かにそこそこのレベルまでなら上達しますが、もっと深く相手が話していることを理解するためにも英語の勉強は必要だと思います。
親に申し訳なくなる
せっかく高い授業料を払ってもらって海外の大学に通っているのに、英語も上手く話せるようにならず、それに伴い成績もあまりよくない。僕はすごく申し訳なくなりました。
『俺の家、金持ちだからそんなの関係ないわ』みたいな人達は一定数いらっしゃいますが、こっち側の人達に流され続けるなら留学を取りやめた方が良いと思います。
せっかく自分の将来のために高いお金を払ってくれているのに、時間とお金がもったいないです。
英語を勉強するメリット
すごいシンプルに言えば、上で言っていた4つの事が全て現地に行ってすぐに対応が出来るようになります。
話すスピードが早くて聞き慣れなくても、基礎が出来ていればそのうち耳も慣れてきますし、言いたいことも言えるようにもなります。
テストの問題文の意味がわからないなんてことも、いきなり初見の専門的な単語が出てこなければわかります。
- テストの問題の意味がわかる
- 英語が早く上達する
- 会話が成立する
僕が何を伝えたいか
僕が皆さんにお伝えしたいのは、『英語が下手な奴は留学なんて辞めちまえ!日本に帰れ!』って事ではなく、『留学前でも、留学に既に行っていても、やらないよりやった方がいい』ということ。
僕も英語は下手くそですし、ぶっちゃけ英語が好きというわけでもないです。こういうのを勉強をしない言い訳にして怠けた結果が、留学3年目に突入した今でも流暢に英語が話せないという状況を作り出したのです。
『気づくの遅くない?』とか周りに思われたとしても、留学生活が終わった訳でもないのに『もうダメだ』と思うのは時期尚早です。
人生で1回ぐらい泥臭く、頑張って足掻いてみるのも悪くないな思って、僕も最近になって足掻き始めました。そもそも英語が出来ないのに日本の友達などに出来るフリをして見栄を張るのもバカらしいなと思いました。
『明日から本気出そう』じゃなくて『今から』本気出しましょう。
終わりに
何か最後は自分語りみたいになってしまいましたね。
ただ、英語が出来ないまま留学をするとどうなるのか?というのはわかって頂けたかなと思います。
実は今回こういう記事を書こうと思ったのは、僕がTwitterでもフォローさせてもらっている留学YouTuberのグリズリーズのカズヤさんが英語を勉強している動画です。
カズヤさん自身も動画の中で実際に英語を勉強していて、やり始めるのが遅くてもやらないよりはやった方がいいと仰っていたので、僕もやってみようと思いました。
実際、モチベーションが上がらないなどの理由で勉強をしない人はたくさんいますし、僕もその内の1人です。ですが先延ばしにすればする程、英語が上手くなるのも先延ばしになります。
留学する前にこの記事を読んでいただいた方はダメな例の人がこう言っているからやっておこうで構わないですし、既に留学している人は僕と一緒に英語の勉強をやり直してみませんか?
少しでも皆さんが英語の勉強を始めるきっかけになれたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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