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【知っておきたい】オンライン授業のメリット・デメリット

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日向ぼっこしながらこの記事を書いているりゅっこです。

アメリカの大学に留学をすると夏休みや冬休み、学期期間中でも行われているオンライン授業ですが、現在はアメリカだけでなく、色んな国ですごく普及しています。

コロナウイルスの流行においても場所を選ばないということから多くの大学の授業がオンラインで行われています。アメリカでは小学生もオンラインで授業を行なっているそうです。

実はコロナウイルスの件が起こる前からオンラインの授業自体は存在していて、オンラインで学位を取得できる学校も増えています。

授業はどんな風に行う?

授業は基本的にパワーポイントを見て自分で勉強するか、先生がビデオを撮ってそれを見ながらやることになります。コロナ禍においては生中継でZOOMというアプリを使って授業を行なっている学校が多いです。

課題も期限が設定されているだけなのでそれを守ってさえいればいいので大きな違いはクラスメイトが目の前にいるかいないかくらいです。

ディスカッションも課題として質問に答えたり他の学生の意見に返信をしたりするので基本的にはリアルタイムで話が進まないこと以外は特に変わりありません。

テスト・小テストもオンラインで行われ、こちらも課題と同じように期限までに終わらせていればOKです。

コロナウイルスの時期は、教室で行われていた授業がオンラインに切り替わったので特別措置として生徒それぞれが家からZOOMを使って授業に参加しています。そのためこの学期の授業に限りテレビ電話のような形式で行われています。

オンライン授業のメリット

場所を選ばない

夏休みや冬休みであれば日本に帰ってくる人は多いでしょう。家で授業を受けてもいいし、気分転換にスタバに行こうが同じように授業を受けられます。

長期休み中であれば日本に帰らずに旅行に行っていてもネット環境さえあれば何も問題なく授業を受けることができます。

また、金銭の都合で留学先に戻れず日本にいても、オンラインの授業を履修すれば滞在費がかかりませんし、お金も基本的には履修している授業の分しか請求されないので選択肢の1つとして考えることが可能です。

時間も選ばない

授業はパワーポイントを見て自分で勉強するスタイルなので休み期間中だと気にしなければいけない時差も課題の提出期限の時間だけわかっていれば特に問題ないです。

特に時間を選ばないメリットとして自分のペースで勉強ができるというのがあります。課題の提出期限を守るだけなのでのんびりと時間をかけて課題をやるもよし、コツコツといいペースでやることもできるのでいいですね。

学期期間中であれば教室に行って授業を受ける形式の授業の時間に左右されずに履修できるので、履修登録の際にこの授業の時間を考える必要がなくなります。受けたい授業がオンラインで行われているかどうかだけを確認すれば終わります。

履修登録のやり方についてはこちらに詳しくかいてあるので確認してください。

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単位数が同じ

オンラインで授業を受けても、教室で授業を受けてもやっている内容は同じなので単位数は同じです。

学期期間中に履修したくない授業や暗記するものが多いクラスはできるだけ忙しい学期期間中を避けたいと思うので、時間を作って同じ単位数で受ける方が精神的にも楽ですよね。

オンラインで授業を履修したら単位数が減るなんてなったら恐らく誰も受けないので大学様様だと思います。

英語が苦手でもなんとかなる

リスニングが苦手でもなんとかなるのがオンライン授業ですね。仮に生中継で授業が行われても、ZOOMだと録画から授業内容を確認することができるので便利です。

パワーポイントすぁれば文字として英語を見れるので聞き取れなかったということがありません。

教室での授業だとわざわざ自分で録音をしなければなりませんし、映像として確認することはできないのでこういう時に全く同じ内容を理解するまで見返すことができるオンライン授業はメリットですね。

映像がなくてもパワーポイントなら保存してしまえばずっと見れますし、わからない単語があっても課題をすすめつつ調べればいいので特に関係ないですし、文が丸々わからなければ翻訳を使えばいいのでなんとかなります。

要点まとめ
  • 場所を選ばない
  • 時間を選ばない
  • 単位数が同じ
  • 英語が苦手でもなんとかなる

オンライン授業のデメリット

時差がかなりきつい

オンラインで授業が行われることが決まった学校の留学生は自分の国に帰って授業を受ける事を選択した人が多くいます。日本人もその例外では無く、時差がある中でオンラインで授業を受けている人達が多くいます。

アメリカと日本の時差はかなりあって、セントラルの時間を採用しているミズーリ州は僕の学校が始まる8月の時点で14時間の差があります。日本の夜11時がアメリカの同じ日付の朝9時。

夜11時ならまだしもアメリカ時間で午後の授業が学期が続いている間ほぼ毎日受けるとなると拷問レベルにキツイと思います。これに課題が出るので色んな部分でストレスが溜まると思います。

質問に時間がかかる

教室で授業を受けないということは先生が目の前にいないことになりので授業直後に質問することができません。わからないところをそのままにしているともっとわからなくなるのは当たり前ですよね?

メールで先生に質問をすることはできますが、いちいちメールを送らなければいけません。そのメールに対してもすぐに返事が来るわけではないので不便です。加えてちょっとイラっとします。

日本でオンラインの授業を受けても質問をすると時差の関係で寝ている間にメールが来るのでなんか嫌って人もいるかもしれませんね。

また学期期間中でもキャンパス内にオフィスを持っていない先生がいます。普通の先生であればオフィスアワーに質問に行けるのにオフィスアワーがそもそも存在しないということになるので事前に調べておかなければいけません。

留学生は履修する数に限度がある

長期休み中はあまり関係ありませんが、学期期間中だと留学生は12単位以上授業を履修し、なおかつ9単位以上は教室に行って授業を受けるスタイルでなければいけません。

いくら1つの学期で単位数を多く稼ごうと思っても全部のクラスをオンラインで履修することはできないので絶対に頭に入れなければいけません。

ここに関しては法律なので守らないと強制送還になる可能性もあるので気をつけてくださいね。

自主性と計画性がないと進まない

教室で行う授業であれば履修登録の時点で予定を組むのである程度1日の流れがわかりますが、オンラインだとそもそも『いつ勉強を始めるか』というところから始めなければいけません。

また学期期間中であれば他の授業の課題もあるので予定をきちんと組まないと教室に行かない分、授業の存在すら忘れます。(筆者経験済み)

勉強するかどうかも完全に自分次第なので教室に行う授業よりも理解する度合いが落ちやすいですし、勉強する習慣がないとただの無駄な時間になります。

ネット環境が必要

今時ネット環境が整っていない人はあまりいないと思いますが、ネット環境がないとそもそも授業が受けられません。特に長期休みだとキャンパスにいないためにねっとが使えず授業が受けられないなんてこともあるかもしれません。

また日本に帰ってきていても家にネット環境が無ければ授業を受けられません。休み期間中でも授業を受けられるようにされた物なのに家にネットがなければ本末転倒です。

ZOOMを使っての授業の場合は回線が出来るだけ早いものでなければなりませんし、このためにわざわざ準備をするのはもったいないと思います。そのためにパソコンにはカメラが付いているものを用意してマイクも必要になりますので面倒です。

モチベーションを保てない

教室に行く必要もなければ誰かに監視されることもないので、誰かに見られることにやる気を保っている人には難しいです。

またオンラインなので教室での授業なら同じ授業にいる友達に教えてもらったり、一緒に勉強することでモチベーションを保てますが、それもできません。

加えてが癖鵜の味方の図書館も長期休み期間中は使えない可能性もあるので踏んだり蹴ったりです。

課題が増える

これは長期休み中に限った話です。そもそもきほんてきに大学が2セメスター制なら学期は大体4ヶ月ぐらいです。これを夏休みであれば3ヶ月で、冬休みなら1ヶ月で同じ量の課題をこなします。

夏休みであっても授業によっては1ヶ月や2ヶ月で終わらせるようなものが多いです。

物理的に課題が増える訳ではありませんが、授業が圧縮されるので1週間でこなす課題の量が増えます。課題をやればテストで点が取れる訳ではないと思うのでテストに対する勉強も頭に入ればければいけません。

学期期間中であればテストが1じゃげつごとに行われたり、ミッドタームとファイナルにしかテストをやらないものでもテストの回数はオンラインでも同じなのでテストに向けて覚える量も増えます。

『せっかくの休みだからゆっくりしたい』という人にははっきり行って向かないです。

ただメリットでも話したように、同じ課題量を短期間でこなして成績を取れば、学期期間中と同じ単位をくれるのでメリットにもなります。

要点まとめ
  • 時差がかなりキツイ
  • 先生が目の前にいないので質問してからの返事にギャップができる。
  • 自主性と計画性がないと履修する意味があまりない
  • ネット環境が必要
  • 授業が圧縮されるので1週間にこなす課題が増える
  • モチベーションが保てない

終わりに

今回はオンライン授業を受けるメリットとデメリットについてお伝えしました。

正直僕はせっかく海外の大学に入ったなら教室で授業を受けたいって人なのであまりオンラインのクラスは好きではないです。オンラインのクラスをやりすぎても部屋からでる人用がなくなって引きこもりがちになりますからね。

なので個人的には5個以上の授業をがっきに履修するのであれば1つはオンラインにした方が精神的にも時間的にも楽だと思います。

ラボがある授業だったら単位数は変わらないのに授業の数は増えますのでこういう場合も何か1つはオンラインにして時間を作るという選択肢はありだと思います。

嫌いとはいえ、僕も長期休みにはオンラインの授業を受けていますし、今年の夏休みも受ける予定なのであると便利なのは事実です。

なのでその時のタイミングによって、例えばすごい難しいクラスがあるなら授業に行く時間を削れるようにオンラインにしたりといった対策で使うのが無難かなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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