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【通った人が教える】アメリカの語学学校のメリット・デメリット

みなさんこんにちは!りゅっこです。今回は語学学校のメリットとデメリットについて書いていきます。

特に交換留学でお世話になることが多いこの語学学校ですが、実際に1年間通った僕が思った『これ良かった!』と思ったポイントと『これはなんだかなぁ』っと思ったポイントを上げていきます。

先に言っておくと僕は語学学校に行くことをおすすめはしません。

備考:筆者が行ったのは大学の付属の語学学校ですが、やっている内容はほとんど同じだと思います。

そもそも語学学校って何?

語学学校とは英語が母国語ではない生徒のために、大学やコミュニティカレッジに入るために必要な英語力を身に付け、進学先での授業の準備をする場所です。語学学校ではリーディング、スピーキング、ライティング、グラマーなどの基本的な英語の授業をいくつかのレベルに分けて行われます。

レベルの分けられ方は学校に到着してからテストを行い、そのスコアによって割り振られます。レベル数は学校にもよりますが、僕の学校は5段階でした。

大学の語学学校のスケジュールは大学の一部として扱われているので、大学での授業の開始日が語学学校でも授業が始まる日です。基本的に大学のスケジュールに従って進行していきますので祝日はもちろん休みになりますし、テストの時期もほとんど同じです。

大学と違う点はクラスの期間です。大学の授業は4ヶ月かけて行われますが、語学学校は2ヶ月で1つ分のレベルが終わります。なので一度もクラスを落とすことなくレベルの高いクラスからスタート出来れば、1学期で語学学校を卒業して大学生になることも可能です。

語学学校のメリット

TOEFLやIELTSが免除になる

これは学校によると思いますが、語学学校のクラスを全部終えれば大学に上がる際にTOEFLやIELTSなどの試験が免除になります。なので大学に入るのに少し時間がかかっても『とりあえず現地に行って、英語を勉強して大学生になりたい』という方にはありだと思います。

卒業時にあるケースが、TOEFLなどのテストのスコアは必要ないけど学校独自の卒業試験を突破したら、大学生になっていいよというパターンもあります。

もし語学学校に通い始めてから『やっぱり大学で今すぐ授業を受けたい!』というのであれば、大学の次の学期の履修登録が終わるまでにTOEFLやIELTSなどの学校が定めている試験の規定のスコアを取れれば、語学学校を終えることが出来ます。

大学の授業と語学学校の同時進行が出来る

これができる背景として、例えば最初に入ったクラスがリーディングのレベル3、スピーキングがレベルだと5としたら、トントン拍子に授業を突破すると次の学期に授業が減ってしまうから。

語学学校の授業の一部が終わって、全てのクラスが終わるまで待っていると留学生が最低でも履修しなければいけない12単位を下回ってしまう可能性があるのです。

これでは留学そのものが中止になり強制送還になってしまうのでこのような形を取ることができます。

ただ、これはあくまで1番上のクラスがいくつか終わっていて単位数が足りなくなるから出来るもので、大学のクラスを履修しなくても単位数が足りている下のレベルの人達はもちろん履修出来ません。

この時に交換留学生は語学学校が終わった時のことも考えて、日本の大学の単位を移行していればアメリカで高いレベルの授業を履修できるので時間を無駄にすることなく単位を取ることができます。

正規留学生からしたら自分が大学で取る授業を語学学校のクラスを取りつつ進められるので、こちらとしてもありがたいシステムですね。

このタイミングで他のクラスが語学学校の物であるのを利用して、大学に上がってからすぐ履修するのには少し難しいクラスをやるのも1つの手ですし、堅実に少し楽なクラスを履修して確実に単位を取るのもありですね。

大学の施設を使える

大学の語学学校なので、大学の施設に含まれているものは使用することが可能です。勉強する時に行くような図書館やコンピュータールーム、スタディールームやジムなども使用できます。

あとはアメリカの大学といえばスポーツが盛んですが、自分の学校で行われている試合であれば、自分の学校のIDを見せることで無料で入場することが出来ます。

キャンパス内の寮に住むことが出来るのも大きいポイントの1つですね。留学しなければ現地の生徒や他の国からの留学生と一緒に大学の寮に住むことなんてないですから。

語学学校の授業とはいえ、基本的にはパソコンを使って授業の課題などをこなしていくのでプリントをコピーしたりもしますし、自分のパソコンを持っていないので使う必要があるという方もよくいるのでありがたいですね。

大学の生徒と交流することが出来る

これも大学の語学学校だからこそですね。キャンパス内にはアメリカ人だけではなく、他国からの留学生もいるのでコミュニケーションを取って仲良くなることが出来ます。

語学学校にいる人達の中にも留学生はいますが、お互いあまり英語が上手ではない状態で会話をするとうまく意思疎通が取れなかったということもあるので、ネイティブの生徒と話して経験を積む事もできます。

大学が大きければ大きいほど色んな人種、専攻科目の人達に出会うことが出来、価値観や他の国の文化なども学ぶことができます。

自分のメジャーの情報を学校内部から集められる

正規留学生には最高だと思います。学校のサイトで情報を集めるのには限界がありますし、実際に自分が行く大学で自分がやりたい勉強をしている人と知り合いになれれば、授業のことだったり良い先生のこと、こういうことは気をつけようというのを実体験からアドバイスをもらえます。

アメリカでよくメジャーにしているコンピューターサイエンスやエンジニア、ビジネス系の人達は特に授業の様子や内容を実際に受けた人達から授業を受ける前に教えてもらえるのはありがたいですね。わからなかった時に教えてもらえたりできますし。

要約リスト
  • 語学学校を卒業すればTOEFLなどのスコアが免除になる場合がある
  • 大学と語学学校の授業の同時進行が可能
  • 大学の施設が使える
  • 現地の大学生と交流できる
  • 自分のメジャーの情報を内部から集められる

大学付属の語学学校のデメリット

授業料が高い

これは語学学校全般に言える事ですが、授業料が高いです。はっきり言ってぼったくりですし、授業内容と授業料が割に合っていません。ここにお金と時間を使うなら日本に残ってTOEFLなどの教材を自分で用意して規定の点数を取って留学に来る方がいいです。

授業料の計算も1単位あたり何ドルみたいに大学と同じような授業料の計算になるので、長く語学学校にいればいるほど必要のないお金を消費することになります。

教科書も大学ではレンタルができますが、語学学校では自分で買う必要があります。その教科書も2ヶ月では授業内で使いきれないのですごくもったいないです。これなら全く同じ教科書を買って、自分のペースで勉強する方がいいです。

通うこと自体が大きいお金を消費することになりますし授業料も1単位ごとに計算されるので学部にいる人達と同じ額を払っているのに英語の勉強だけなんてもったいないですよね。

入学できる時期が限定されている

私立の語学学校のように『2週間だけの留学をしたい!』や『学期が始まっているけど、9月の半ばから入りたい!』なんてことはできません。

語学学校の授業を受けているとはいえ、扱いはあくまでも大学生。自分が好きな時期に来て好きな時期に帰るなんていうことはできません。

基本的には授業が2ヶ月ごとなので、それに従って入学して、学期や1つ分のレベルが終わったタイミングで帰ります。

授業内容が高校でやったことと変わらない

語学学校の授業内容は高校の英語の授業を英語で進行しているようなものです。これにパソコンを使ってパワーポイント作ってプレゼンしたりエッセイを書くのが増えたぐらいです。

少し想像していただくとわかると思いますが、語学学校の授業はリーディングや、スピーキングなどの英語を話す上で必要な4技能の授業です。これなら日本で自分で勉強することが十分できます。

ただ『英語で授業をやるのに慣れたい』と思っているなら多少はメリットになるかもしれません。実際、僕の知り合いの留学生がTOEFLのスコアを持っていましたが、2クラス語学学校のクラスを取っていました。

実際に交換留学で日本の大学から自分がいる学校に来た人達に聞いても『高校や大学でやっている事を英語で進めているだけ』という声が出ていました。

ネイティブに会うチャンスが少ない

メリットのところでキャンパス内にアメリカ人などの生徒がたくさんいるとは言いましたが、彼らと一緒に授業を受ける訳ではありません。

大学の授業の教室と語学学校の校舎は別ですし、クラスにいるネイティブは先生のみ、その先生もネイティブである保証はないのでネイティブの友達または大人の知り合いを作りたければ、自分から行動をしなければいけません。

よくあるケースが日本人やアジア人とよく一緒にいてくれる学部の人が語学学校にいる日本人全員と友達になってしまうケース。相手側からしたら好きで関わっているからいいかもしれませんが、こちら側からしたら数少ないネイティブの友達の取り合い状態になります。それがきっかけとなって日本人同士で揉めたりするケースもあります。

自分1人で行動して友達を作れるなら何も問題はありませんが、交換留学で語学学校に集団で留学すると、日本人だけで固まって行動してネイティブの友達が作れないなんて騒ぎながら結局何も行動せずに帰る人達がよくいます。

単純にネイティブと話す機会をもち、場数をこなして英語をうまくなろうとするなら、これも日本で外国人が集まる場所に自分から行ったり、Hello Talkというアプリを使ってネイティブと電話する方がよっぽどいいです。

そもそも短期間の語学学校で英語が上達するのかは微妙

質問です。あなたは半年、1年間の語学学校への留学で英語が話せるようになると思いますか?僕は思わないです。僕自身も『語学学校で英語が上手になった』という自覚はないです。

英語が話せるという状態をどこに設定するかによっても変わりますが、多くの人達が英語を身につけるために長い時間をかけて勉強しているものを1学期、1年間アメリカに行って話せるようになるなら、今頃日本人なら誰もが英語を話せる状況になっていると思います。

せっかく同じ時間、同じ費用を使って交換留学をするなら日本できちんと英語を勉強して学部に交換留学しましょう。時間がかかってもその方がいいです。今でこそ大学生になれたからいいものの、僕の中でも正直逃げの選択だったと思っています。

要点まとめ
  • 授業料と授業内容が割に合わない
  • 入学できる時期が限定されている
  • 授業内容が高校でやったことと変わらない
  • 自分から動かないとネイティブに会う機会がない
  • そもそも語学学校で英語が伸びるかどうかは微妙

どんな人が語学学校に行くべき?

これに関してはお金がある人、交換留学で自分の大学との関係で語学学校しか選択肢がない人、行きたい大学がすでに決まっているけどTOEFLなどの点数が取れない、だけど居ても立っても居られないので最終手段としてと使う。これら3つのケースだと思います。

大学の語学学校でしっかりと授業を突破すれば、大学の授業を取れるようになることも事実ですし、何より自分で行動して友達を作った人達は次の年度以降も継続して一緒に過ごすことができます。この人と関わる部分に関しては大学の語学学校の強みだと思います。

ただ他の部分は日本で解決法を探して行動すればアメリカに来なくても十分に補うことができます。

英語を勉強するためだけにアメリカの語学学校に行くなら単純に授業料や滞在費が安く済むセブに行ったり、近くに米軍基地があればそこでバイトをしてみるとか選択肢ならこのご時世いくらでもあります。

終わりに

デメリットの方が理由は少しだけ少ないですが、僕は1つ1つのデメリットがメリットよりも大きいと思います。少し矛盾するかもしれませんが、一概に『語学学校が悪』とは思いません。語学学校だからこそ出来る経験も少なからずありますし、結果的には大学生になれますからね。

『交換留学だと語学学校しか選択肢がないから行く』っていうケースももちろんあると思います。ただ僕の感覚だと語学学校のみの留学は英語を少し使って文化交流をしている感覚に近いと思います。

それでも行くのであればデメリットをきちんと理解し、対策をきちんと立ててから渡米するのがいいと思います。

自分のレベルアップのために留学をするなら、しつこいようですが日本で頑張って英語を勉強して学部に留学しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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