こんにちはー!りゅーきです。
2ヶ月ぶりぐらいにブログを書いているのであります。
秋も過ぎてThanksgivingも終わるとアメリカは一気にクリスマスモードに突入するわけですが、その前に我々大学生は期末テスト、通称Finalが待ち構えている訳なんですけどこれがダルすぎて仕方ない笑。
なんせThanksgivingはどこにも旅行に行かずにお一人様居酒屋とか言って家で酒を飲みながらポケモンやってたんで授業がない日でも憂鬱でしょうがないんですよね。
まぁとりあえず残り2週間、もう一回お一人様居酒屋をやるために頑張るぞー!って感じで行きます。
そんなお一人様居酒屋の中身である日本食に焦点を当てて今回はブログを書いていく訳なんですけど、僕の居酒屋コンセプトはマジで日本の居酒屋を完全再現することなんですね。
居酒屋を再現する為には日本食をもちろん作る必要があります。パッと出せる物なら例えば枝豆、フライパンを使うような物だと野菜炒めとかは居酒屋メニューに入るかな。こういった物を手に入れる為にはどういう風にしたらいいかを広く浅く書いてみました。
ちなみに僕が住んでいるのはミズーリ州という内陸の田舎の街なので、田舎に住んでいる方はもちろん、都会に住んではいるけど近所にアジアンマーケットがない方は真似がしやすいと思います。
- アメリカに留学中で自炊しようと思っている方
- これからアメリカ留学する方で自炊する予定の方
- 最近駐在でアメリカに引っ越して来られた方
肉・魚
魚
日本での普段のご飯でもメインを張る事が多いこの肉と魚。もちろんアメリカでも買う事ができますが、日本よりも使い勝手が悪いと思います。
まず魚から説明をしていくと基本的に刺身などのように生で食べられる物ではありません。売っている魚もナマズやティラピアといった淡水魚が多く、調理する前に臭みを取らないと美味しくないです。
海の魚もありますが、マグロや夏が旬のスズキが年中出ているので、恐らく取れた魚を片っ端から出荷しているものと思われます。
どうしても生で魚を食べたいのであれば、Sushi GradeやSashimi Gradeの魚が売っているかどうか店員に聞いたら教えてくれると思いますが、Walmartのようなそこら辺のスーパーにはないです。
Whole Foodsのようにちょっと高めのスーパーに行けば冷凍された状態で売ってるSashimi Gradeのブリの切り身があります。
あとは場所がかなり限られると思いますが、Aldiというドイツ系のスーパーにハワイ料理のポケに使う冷凍マグロが売っていて、これが生で食べられます。アメリカで買うものにしては5ドルとかなり手頃な値段で買えます。
肉
肉は牛、鶏、豚全てありますが、豚の薄切り肉は基本売っていません。アジアンマーケットなら高いですがあります。豚肉は1番薄くてもポークソテーに使うような厚みなので自分で頑張って薄くするか、長く住むなら塊の肉を買ってスライサーを使うのが無難だと思います。
牛肉の薄切り肉は売っていますが、ウォルマートの物は1枚が短冊並みに縦長なのと、パックの数があまり置かれていないので見つけたら早めに取って、使う時は半分に切ると丁度良いと思います。
アメリカの肉のいいところは部位の数が日本よりも多く、塊でも売っているので一つの部位しか使わないのであればスライサーを買って家で薄くする方が長期的に見て安くすみます。
鶏肉は部位によりますが、骨つきで売っている物があるのでパックに書いてある分量=肉の量ではないことに気をつけなければいけません。
これを知らずに買うとマジで蓋を開けてみたら食べれる部分がパックの半分しかないとか普通にあるので多めに買って残りは冷凍にすると作り始めてから足りないとなることがないのでおすすめです。
野菜
薄切り肉は頑張れば手に入るんですけど、野菜は手に入らない物がそこそこあります。
個人的に手に入らない野菜の代表格は大根、きゅうり、ネギ、しいたけ、もやしあたりかな。
ネギは鍋の具に入れるような長いやつではなく万能ネギがほとんどなのでトッピングに使う分には問題ありませんが、鍋に使うような具材としてのネギはアジアンマーケットに行けば見つかると思います。
きゅうりやはアジアンマーケット以外では見た事ないです。マッシュルームならどこのスーパーにも置いてあるんですけど、まいたけみたいな他の品種のキノコは見た事ないです。
唯一シイタケはSchnucksというスーパーで見かけました。大根は1本丸々ではなくぶつ切りの状態でWhole Foodsに売っているのを見ました。
もやしもアジアンマーケットで売っていますが、日本で買うよりかなり割高です。スーパーによっては種が売っているので自宅栽培して食べている人もいますね。
居酒屋をやる上で大事な枝豆ですが、こいつはスーパーの冷凍野菜のエリアに箱でドンと置かれています。冷凍なので日持ちしますし、僕が買っている物は小分けにされているので箱から出して冷凍庫に放り込んでおけばあんまり場所を取らずに済みますよ。
フルーツ
多分アメリカに来て色んな面で1番恩恵を受ける部分はここなんじゃないかと思います。驚異的に安い。そして日本よりも量が多い。
アメリカのスーパーのフルーツのすごい所は季節関係なく1つのフルーツが年中、しかも量も値段も変わらないところなんですね。
僕はマスカットが好きで買い物に行くと毎回買うんですけど、2房入ってる袋を買っても5ドルぐらいなんですね。多分これ日本で考えたら破格だと思います。
他にもパイナップルやリンゴなども安くておいしいです。
フルーツを食べることって健康的ですし、地味にお腹に溜まるのでおやつの代わりにもなるのでお子さんがいる方やダイエット中の方にもおすすめします。
ちなみにおいしいマスカットを見抜くコツがありまして、粒が少し硬めで、表面に白っぽい粉がついているやつがいいやつです。店によってはちょっと身が茶色くなってるやつがあるので注意してくださいね。
缶・カップラーメン
カップラーメンはアメリカに日清が進出しているので、割とどこのスーパーでもカップヌードルを見つけられると思います。カップヌードルに限って言えばアジアンマーケットで買うより安いです。
ここ2年ぐらいでラ王の袋麺もウォルマートで見るようになりましたね。これは結構嬉しい。
日本の物でないやつなら辛ラーメンも結構売っているスーパーが多いので辛いものが好きならこれも結構嬉しい人が多いかな。
缶詰はツナとサバは普通にありますが、サバ味噌みたいな味付きのものはアマゾンとかアジアンマーケットで見つける方が手っ取り早いと思います。
調味料
基本的な調味料の醤油、みりん、酢あたりは結構普通にそこら辺のスーパーで売ってます。料理によって使うごま油も普通に売ってます。逆に見つけるのが地味に難しいのが料理酒ですね。アジアンマーケットに行かないと見つけられないです。
僕はたまたますごい小さいアジアンマーケットが学校の近所にあるのでそこで料理用の紹興酒を使っています。
白だしもアジアンマーケットじゃないと買うのは難しいと思うので、物によっては日本から多少持っていくのもありだと思います。
小麦粉や片栗粉といった粉物はどこのスーパーにも置いてあります。たこやき粉みたいなマニアックな物はアジアンマーケットならあるかな。
そこら辺のスーパーのアジアンフードコーナーでも置いてある物、置いてない物の差が結構あるので、何軒かスーパーがあるなら見て回るのがいいと思います。
あとは多少ならアメリカのアマゾンで買えたりするので渡米前に何が買えるのか、いくらなのかを先に調べておくのもいいかもしれませんね。
僕は使った事ないですが、アメリカのキッコーマンのオンラインストアで調味料が買えるのでスーパーやアマゾンで見つけられなかったらチェックしてみるのもいいですね。
酒
日本が名産のお酒でなければ大半の物は見つかります。スーパーによっては日本酒や日本のウイスキーが置いてあるお店もあるので近所のスーパーを見てみるともしかしたら見つけられるかなと思います。
僕はSchnucksというチェーンのスーパーで白鶴と定価で売られていたウイスキーの響を見つけました。響を見つけたのはかなりビビった。
焼酎を見つけることはできなかったので、飲みたいならオンラインストアでいいちこを見かけたことがあるので住んでいるエリアによっては買えたりすると思います。サイトによっては実店舗から遠いエリアは配達してなかったりするので注意が必要です。
僕の肌感では日本のお酒を見つけたければ、スーパーに行くよりも個人で経営されてる地元の酒屋に行く方が見つけられる確率は高いと思います。
シンプルに店で飲めればいいという人も探してみると意外とあると思います。僕は学校の近所だけで3軒ほど日本の酒を置いている店を見つけているので頑張れば見つかると思います。
食器・料理アイテム
フライパンや鍋は大きいスーパーやアマゾンで買い揃えられます。日本から持っていった方がいいのは軽量スプーンとカップですね。アメリカは使っている単位が日本と違うので見つけるのに苦労すると思います。
僕の日本人の友達は卵焼き用のフライパンをアマゾンで買っていたので探してみると案外見つかる調理器具は多いと思います。
食器類だと箸は日本で買うよりもちょっと割高かなと思います。お皿なんかはこだわらなければウォルマートやダラージェネラルというアメリカの100均で安く買えるので個人的におすすめです。
炊飯器も普通にアメリカのアマゾンで買えるので、アメリカに永住目的ではなく中期・短期間住む人だったら買っちゃうのもありかなと思います。サトウのご飯とかを買うよりも安く済みますしね。
終わりに
やっぱり日本人である以上定期的に日本食を食べたいですよね。だからと言って店だとエセ日本食が出てくることの方が多いですし、味も微妙な物も結構あるので安心して美味しい物を食べる為には自分で作るのが無難だと思います。
寿司みたいに生の魚を食べるのはハードルが高いかもしれませんが、煮付けや塩焼きぐらいだったらなんとかなりますし、肉料理も薄切り肉だけどうにかすれば食べられます。
以上のことからアメリカに来たからといって特別日本食を作る難易度が上がるわけではありませんが、不自由さは感じるよって感じです。
思いつきでぶわーっと書いてみましたけど割と広く浅くはカバーできたかな。需要があれば近所のスーパーの深掘りとかもやってみようかな。
ということで今回はこんな感じで、ばいちゃ!